脳の成長進化を加速できる脳の使い方
今回は、脳の成長サイクルを回すというお話です。
脳の回路は、回せば回すほど成長進化するので、成長サイクルも回せば回すほどいいのですが、それをネガティブなエネルギーで回すか、それともポジティブなエネルギーで回すかで大きな違いがでてきます。
東京大学の研究で、もう体が動かないので、生きる意欲が落ちてきている人に対して、実際に体が動くイメージをバーチャルリアリティーで見せるのです。その体が動くイメージが脳に定着すると、実際に体が動くようになる。スポーツでいうところのイメージトレーニングと同じですが、それをバーチャルリアリティーというツールを使って、より明確でポジティブなイメージを脳にインプットするということをするのです。
ポジティブなエネルギーで脳の成長サイクルを回していくというのは、理想の未来のイメージを見える状態にすることです。
そうすると、さらに未来のイメージに向かって成長サイクルがどんどん高速回転を始めていきます。
理想の未来のイメージをつくるというのは、希望やポジティブなエネルギーがある状態です。その未来に向かった希望やポジティブなイメージが感じられる手伝いをしてあげると、人は脳の成長サイクルをネガティブなエネルギーでむちを打ちながら、一生懸命にえっちらおっちら回すよりも高速回転できるようになるのです。
みんなで脳の成長サイクルをお互いに回し合う、そんなことができると、早く成長進化する脳の使い方となります。
脳の使い方から見ると、ポジティブなエネルギーの状態を共同体思考、ネガティブな状態を個分離思考といいます。
共同体思考の脳の使い方をしていると無意識領域が整っているような状態になりポジティブなエネルギーで成長サイクルを回すことができるようになります。すばらしい未来が見えてくるのです。
個分離思考の脳の使い方だと「苦しくても、辛くても」という状態になり、長期的継続が難しくなります。
皆さんの人生を良くする上でのヒントになるとうれしいです。今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
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