利他に関する不思議な脳の特性とは?

利他に関する不思議な脳の特性とは?

お役立ち情報

人というのは苦しくなると利他の気持ちがなえてしまいます。

自分が大変なのに人のことまで構っていられないという気持ちになってしまうのが、脳の持っている特性です。

しかし、ある意味、逆の脳の特性があるということが分かってきました。

苦しいと利他の行いができない。

けれども、普段から利他の行いをしていると、大変なことがあっても、それを苦しく感じるのではなく、それを乗り越えていくエネルギーが起こりやすくなるという特性です。

普段から利他的な行動だけではなく、誰かの役に立ちたいという利他的な気持ちを持っていると、自分に大変なことが起こったとしても、それをそんなに負担に感じない、そういう脳の特性があることが分かってきました。

自分が、最初に大変になってしまうと、他の人のことまで構っていられるかという気持ちになるというのも脳の特性ですが、普段から誰かの役に立ちたいという気持ちになっていると、大変なことが起こったとしても余裕があるのです。

自分が行動することも、大変なことが起こっている中でも誰かのためにちょっとでも役に立とうという、そんな余裕が起こってくるのです。大きな負荷がかかっても、それをストレスに感じにくいという、そういう不思議な特性があることが分かってきました。

ちなみにストレスを感じにくいというのは、決して鈍感になっているわけではなくて、むしろ無意識領域を整えている人です。感謝の気持ち、利他的な行いをしよう、誰かの役に立とうというかたちで、無意識領域を整えている人はむしろ感受性が非常に高まっているということが分かってきています。

にもかかわらず、大きな負荷がかかったとしても、それをストレスに感じるのではなくて、もちろん大変は大変と感じるとは思うのですが、乗り越える、やり抜く、そんなエネルギーが逆に起こってくるという、不思議な特性が脳にはあることが分かってきました。

いわゆる成功者という人たちは、誰かの役に立つことが大事だということを教えてくださっています。逆にそういうことを普段から心掛けているからこそ、大きな負荷がかかるようなことが起こったとしても、それをストレスに感じるのではないという、そんな不思議な能力が脳にあることが分かってきたということです。

この脳の状態を繰り返していくと、自分のしているアクティビティ(仕事など)が極められて、より素晴らしいものになっていく、より完全なものになっていくことが分かってきました。

ですから、普段から感謝の気持ちを感じて、誰かの役に立とうという気持ちを持っていると、自分の助けになるということです。「情けは人のためならず」ということが脳科学的に裏づけされるのです。

脳は不思議な特性を持っているのだと、改めて思います。

皆さんの人生をよくする上でのヒントになると嬉しいです。今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。

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