Awe体験が脳を活性化するとは？
もくじ
Awe体験からの変化
僕がシカゴで大変な目に遭っているときにクレアが、「一郎はこんなことで終わる人ではありません。私は信じています」と言ってくれたことで、人を信じること、信じられることの素晴らしさに気づきました。本当に心震えるAwe体験だったと思います。
そんなことがあり、だんだん僕の意識が変わって人生が好転してきました。
それまでは、自分が研究をするのは自分の興味を追求するためと、すごく利己的な人だったと思います。もちろん、何か悪いことをするわけではないですが、自分の興味だけを原動力として研究をしていました。
クレアに、人を信じること、信じられることの素晴らしさというのを教えてもらって、それから、誰かの役に立ちたいという気持ちがだんだん強くなってきたのです。
稲盛哲学との出会い
そこで出会ったのが稲盛和夫氏の稲盛哲学というものです。
稲盛氏は、「世のため人のために尽くすことが、人間として最高の行為である」と言われており、そのことに、とても共感し引き込まれていきました。
そのことを、すぐに実践できるようにはならないのですが、意識を向けつづけていました。人の役に立てるようなことをやりたいと意識できるようになり、少なくとも自分のやっていることを人の役に立てようという気持ちが強くなりました。
まだまだ、できているわけではないのですが、それが人生を好転させる、人生をよくしていく秘訣なのだろうということは、自分の体験でも感じました。実際に、脳科学でも、感謝の気持ちや利他の気持ちが強くなっている状態を極限まで高めていくと脳が非常に活性化するという研究もあります。そういう意味で、何かAwe体験をして、心震えるような感動体験、そのときに今までの自分の持っていた枠とか、既成概念が取っ払われて自己超越ということが起こるのです。
脳が活性化するとは
僕の場合は、誰かの役に立ちたいという気持ちが強くなったことで、脳を活性化させ、人生を好転していくということにつながるという体験をしました。何かのヒントになるとうれしく思います。今日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
