大いなる循環が感じられる脳の使い方が奇跡を起こす

大いなる循環が感じられる脳の使い方が奇跡を起こす

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大いなる循環が見える脳の使い方

奇跡というと、「科学」と相入れないように聞こえるかもしれません。想定していないくらい「すごいこと」という表現をしてもいいと思います。そんな「すごいこと」「素晴らしいこと」を引き起こす脳の使い方はあるのでしょうか?
そのために大切なことが、「大いなる循環が見える」、そして、「大いなる循環を作り出す」です。

「大いなる循環」が見えるようになるには、「共同体思考」という脳の使い方が大切です。共同体思考というのは、相手と自分が信頼関係で心一つになれるような共同体をつくっている脳の使い方です。その対極にあたるのが、「個分離思考」です。個分離思考というのは、相手と自分が分離している状態です。

「大いなる循環」がどんどん広がる共同体の範囲

相手と自分というと、2人しかいないように感じるかもしれません。2人だったらもちろん相手と自分ですし、3人だったら3人の共同体です。最初のうちは血縁関係とか、あるいは自分のパートナーとか、身近な人との共同体思考になりますが、それがだんだん、職場の仲間、地域のコミュニティー、趣味の仲間など、どんどん大きな共同体になっていきます。さらに大きくなると、自分の国、さらに大きくなると、地域や国を超えて、文化を超えてという共同体になります。もっと大きくなると地球全体とか、もっともっと大きな共同体思考になっていくと、宇宙も一つみたいなところにいきます。そこまで共同体思考の広さがある人はそうそういないと思いますが。この「共同体思考」の「共同体」は、どんどん広がっていくことができます。

このように、共同体思考には段階があって、大きな共同体思考から見ると小さな共同体思考というのは、やはり個分離思考が入っています。それを、どこまで広げていけるかが、「奇跡を起こす」ためには、大切になってきます。より大きな「共同体」で出来事が起こると、人間にとっては「奇跡」と思えるようなことになるのです。そのために、「大いなる循環」を見出せる脳の使い方が大切になってくるのです。

より大きな共同体思考へと

共同体が大きくなればなるほど、いろいろな視点から事象を見ることができます。いろいろな視点からみんなで協力し合えるので、より多くの人に支持され、サポートされ、応援される、そういうものが出来上がっていきます。それがしっかり見える脳の使い方になっていく。もちろん、一足飛びにはいかないです。ですから、それを脳磨きで、より大きな共同体思考の脳の使い方が腑に落とせるようにやり続けています。

大きな共同体というのはなかなか腑に落ちにくいのですが、例えば稲盛和夫さんは、「宇宙の意志と調和する心」ということを言われています。それは、共同体思考の範囲が宇宙レベルまで広がっているということです。一見スピリチュアルなこと、あるいは宗教的なことのように思われるかもしれませんが、きちんと脳科学で裏付けが取れていることです。

そこまで共同体思考の範囲が広がっていくと、いろいろなことが可能になってきます。普通に考えたら、「それは無理なんじゃないの」と思うようなことが実は可能になってくる。場合によっては奇跡のようなことが起こせるということです。僕たちもまだまだそういうレベルになっていないので、もっともっと脳磨きしたいなと思っています。そういう意味で、一緒に脳磨きしてくださる方が増えてくると、すごくうれしいなと思っています。今日もありがとうございました。

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