【脳が活性化して、人生が大きく好転する『Awe体験』】

【脳が活性化して、人生が大きく好転する『Awe体験』】

お役立ち情報

【脳が活性化して、人生が大きく好転する『Awe体験』】

今回も、お越しいただきまして、ありがとうございます。少しでも、あなたのお役に立てると嬉しく思い、この記事を書かせていただいております(きれいなSNS投稿が得意でないので、文字ばっかりです)。

Awe体験というのは、もともとは大自然とか大宇宙の広大さとか悠久さに心が震える体験をいいます。

強烈なAwe体験をしているとき、脳はとても活性化していることが多くの研究から明らかになってきています。 Awe体験をすると自分の自我(エゴ) を少なくし、謙虚な気持ちを起こすことがわかりました。宇宙の悠久さや自然の広大さを前に「自分を小さい」と感じるとき、人は非常に謙虚な気持ちになり、そして素直に感謝の気持ちを持ちます。その結果、前向きにもなり「世の中のため、誰かのために役立ちたい」という思いを強くするのです。このとき、脳は通常の何十倍、ときには何百倍も活性化するのです。

脳科学はAwe体験について、少しずつ解明をしてきました。Awe体験は「人間の存在の根幹に関わる」ようだということが、次第にわかってきたのです。

これまでの人類の歴史で、いろいろな哲学でいうところの「Sublime(荘厳で気高い心の状態)や、中国古典にある「良知」というものも、あるいは、仏教の「悟り」というようなことも、脳の活動を調べることで、「Awe体験」を指しているようだと脳科学の分野では言われるようになりました。

また、稲盛和夫さんの書籍『京セラフィロソフィ』の一番最初のフィロソフィが、「『宇宙の意志』と調和する心」となっています。このフィロソフィ「『宇宙の意志』と調和する心」が、脳科学的に見ると、「Awe体験」に当てはまります。

このようにみていくと、とてつもなく高まった心の状態や、深淵な哲学を極めた状態、道徳的に生きるということ、そして、高いパフォーマンスの経営に至るまで、ベースになる脳の使い方は、Awe体験というように見られるようになってきました。

Awe体験をしていると、凄まじいエネルギーが、自分だけでなく、周りの人たちにも伝播していきます。

自分一人ではなく、みんなの心が繋がって、「この仲間で、一緒に頑張ろう!」みたいな状態になります。この状態を「感情伝播」と脳科学では言います。

ちなみに、英語圏では、Aweは感情の一つとして扱われています。

ただ、Aweは、非常に特殊な感情だといわれています。普通、ポジティブな感情とかネガティブな感情と分かれています。Aweというのは、双極性で、どっちにも分けきれないのがAweという「感情」です。

それから、Awe体験には、二種類あります。DoingのAwe体験とBeingのAwe体験です。

ついでにお伝えしてくと、感謝も、英語圏では感情の一つに扱われています。

感謝も、二種類あります。「Doingの感謝(恩恵的感謝)」と「Beingの感謝(普遍的感謝)」です。

恩恵的感謝は、何かいいことがあったから感謝するので、Doingの感謝とも言います。それに対して、普遍的感謝っていうのはいつも感謝の気持ちを持っている状態。心の在り方を指すので、Beingの感謝と言います。

それと同じように、Awe体験にも二種類あるのです。

例えば大自然の中で感動したっていうのはDoingのAwe体験です。

 普段の何でもないようなことに心震えるような感動体験をしているっていうのがBeingのAwe体験になります。

脳が常時活性化している、BeingのAwe体験をぜひ一緒に目指していきたいですね。

少しでも、お役に立てると嬉しく思います。今日も長文をお読みいただき、ありがとうございました。

『脳磨き』で夢が叶う脳の使い方を習慣化できます。 さらに脳磨きのことを知りたい方は、脳磨きメルマガでも、情報発信をしております。もしよろしければ、ご購読くださいね。ありがとうございます。

関連記事