3分でわかる!リーダーに求められる部下との信頼関係の築き方

3分でわかる!リーダーに求められる部下との信頼関係の築き方

お役立ち情報 脳トレ研修(企業研修)

・部下との関係がうまくいっていない。

・チームがまとまらずに、プロジェクトがうまく進まない。

・人間関係がストレスフルである。

そんなお悩みを抱えているリーダーの方々に向けて、信頼関係が仕事にどのように影響するのか、信頼を作るために必要なことをまとめました。

3分で読める内容です。お役に立てていただけたら幸いです。

もくじ

心を一つにする信頼関係で個々の能力が開花する

信頼できるリーダーの下で部下は能力を発揮する

上司と部下の信頼関係ができていると、部下が能力を発揮しやすくなるということ想像できるかと思いますが、科学的にも結果が出ています。信頼できるリーダーのいるグループは、そうでないグループに比べ、およそ7倍も仕事の効率が高かったとノースキャロライナ大学 グラント教授の研究でわかってきました。信頼できる人間関係はビジネスのシーンでも必須ということがわかります。

「必要とされいてる」「大切にされている」という感覚が脳を活性化させる

アメリカのヘーブ博士の研究によると、愛情を持って育てた実験用のマウスと、愛情をかけずに育てたマウスでは、愛情を持って育てたマウスの方が高い記憶力を持っていました。人間でも同じことが言えます。人間関係が良く環境が良ければ、脳では幸せホルモンのオキシトシンが分泌され、穏やかな気持ちになるだけでなく、脳も成長しやすいことがわかっています。リーダーは、部下がいかに「自分は必要とされている」「自分は大切にされている」と感じられる環境を作れるかがキーになるということです。

今日からできる深い信頼関係の築き方

部下に心からの感謝の気持ちを伝えよう

お客様に「ありがとうございます」を伝えることがあっても、私たちは身近な人への感謝の言葉を忘れがちです。特に社員に対して、「仕事はできて当然」「やって当たり前」とつい思ってしまうかもしれません。ペンシルベニア大学 グラント博士らの研究で、仕事をしてくれること、一緒に仕事ができることに感謝を伝えられたグループと、何もしなかったグループでは、仕事の効率が1.5倍も違ったという研究があります。感謝の気持ちを感じること・伝えることは、仕事のやる気をアップすることに通じているということです。

心の底から「仲間」意識を持つ

権力や権威に基づく上下関係ではなく、志を同じくした仲間が心を一つにして会社経営をすることで、グループの歯車がうまく回り始めます。京セラを創業された稲盛和夫氏は、従業員をパートナーとして迎え入れ、心と心が通じ合った関係、一体感を持った組織を作っていくことが重要であると言われています。部下に対して”仲間”という意識を持っているかどうか、深い信頼関係が築けているかどうか、ぜひ、一度立ち返ってみましょう。

メンバーや部下の話に耳を傾ける

経営者やリーダーの皆さんは日頃、部下に「伝える」ことが多い立場だと思いますが、メンバーの方や部下の方のお話をよく聞かれているでしょうか?
ハーバード大学のタミール博士らが話をする時と聞く時の脳の活性の違いを調べています。その結果、人は他の人の話を聞くより、自分が話すときの方が、モチベーションが高まることがわかりました。メンバーの話を肯定的に真剣に聞くことで、メンバーのやる気がアップするということです。まずはメンバーの話を聴くことを実践してみてください。リーダーが自分の話を真剣に聞いてくれるからこそ、部下もリーダーの話を聞くようになるのです。

まとめ

信頼関係を築くと、人間関係にストレスがなく、本来の力を発揮しやすくなるだけでなく、逆境にも強いチームが生まれます。信頼関係を築くためには、うわべだけの「気持ち」だけではなく、心からの言葉、在り方が大切です。時間をかけて、心の通い合う人間関係を作っていきましょう。

心を一つにする脳トレ研修

心をひとつにするような関係性を持つことはビジネスの成功だけでなく「個人の幸せ」にも繫がります。 心をひとつにできると、お互いに助けあったり、思いやりをかけあったりして、心が癒されるようになります。そして、みんなで困難を克服し、互いの夢を実現していくことができるのです。
最新の脳科学をベースにした【脳トレ研修】は、「非認知脳力」を高め、「共同体思考」の脳の使い方を身につけて「集合知性」を発揮する、信頼関係で心が結ばれた組織をつくる企業研修です。

関連記事