第37回 脳磨きプレミアム月例会「フロー状態が導く、素晴らしい世界と脳の使い方」(終了しました)
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フロー状態に入る打率を高める脳の使い方である「共同体思考」になっている時間が長いと、人生は歓喜と愛に溢れているように感じます。ところが、個分離思考の脳の使い方をしていると、闘うか逃げるか(FF)状態に直ぐに入ってしまいます。そのようなことが頻繁に起こる人生は、辛く苦しいことばかりが起こっているように感じられます。
つまり、脳の使い方で、世界の捉え方が全く違ってきます。 FF状態には、トレーニングなどをしなくても、誰でも直ぐ入ることができます。一方、フロー状態へのスイッチは無意識を司る脳の領域にあるので、トレーニングを十分に積んでいないと、なかなか、フロー状態に入ることはできません。かつての剣豪たちが、心を高める精神修養を重視していたのは、FF状態になってしまう時でも、フロー状態に入れるように脳のトレーニングをしていたからです。
フロー状態に頻繁に入ると、ワクワク楽しい、リラックスした集中状態となります。子どもが遊園地にいく前の晩に楽しみでワクワク待ち遠しい状態になりますが、そのような感じです。脳は、生まれつき利他で、世のため人のためになることも、そこに向かって成長することも大好きです。
ところが、個分離思考で、悪いところにばかり意識が集中してしまっていると、頻繁にFF状態に入ります。不安がちな毎日で、苦しく辛いのが人生という気持ちになります。 フロー状態とFF状態、言い換えると、共同体思考と個分離思考の脳の使い方が、同じ現実にも関わらず、世界を全く違った形で捉えてしまう。 今回のプレミアム月例会では、参加者の皆さんと、フロー状態の脳科学を掘り下げていきたいと思います。