成長を加速する脳の使い方

成長を加速する脳の使い方

お役立ち情報

脳は一生成長・進化を続けることが最新の脳科学研究からわかってきました。その力をできるだけ、効率よく活用するには、どうしたらいいのでしょうか?

もくじ

セルフモニタリングとは

その活用法の一つでもある、「セルフモニタリング」について、ここではお伝えさせていただきます。「セルフモニタリング」は、ご存知でしょうか?

セルフモニタリングというのは、基本的には、自分のやっていることをモニターする、見える化するという意味です。

脳の特性で、「自分の取ったアクションに対して、すぐに結果が見える、変化が見えると、人はその変化に興味を持つ」ということが知られています。

小さな変化を見える化する

このセルフモニタリングをうまく行うには、自分の取ったアクションに対して、小さな変化でもいいので起きていることを見えやすくすることが大切です。

イギリスの研究によると、見えやすい指標を決めて、追跡することで、脳が行動を起こしやすくなるということが分かっています。例えば、ダイエットをしたいなというときに、セルフモニタリングを活用ことも知られています。毎日食べたものだけの記録する「レコーディング・ダイエット」というのも知られています。「レコーディング・ダイエット」に限らず、セルフモニタリングを活用したダイエットについての研究は、かなり昔から行われています。成長をさらに見えやすくするという意味で、食べたものを記録するだけでなく、食べた量やカロリー、あるいは体重の変化など、自分の取ったアクションの変化が細かく見えていくと、その変化がすごく楽しみになってきます。人は、変化を楽しみにすることで、より努力ができるようになる、そんな脳の特性を持っています。

大いなる循環を身につけるために

いつもお伝えしているように、大いなる循環というのはすごく大事ですが、逆に、大いなる循環みたいな大きなものに意識が行くと、小さな変化が見えにくくなります。そのために、大いなる循環を感じて成長していくためには、このセルフモニタリングという脳の使い方を活用するのが、一つの手です。自分の取ったアクションに対して、起こった変化が見えやすい。そんな指標を設けることで、さらに自分の成長を促していく。それが大いなる循環に関わっていることを見えやすくしていきます。

モチベーションも上がる!

このことは、皆さんの日々の行動、変化、成長を見えやすくするという意味で、さらにモチベーションも上がるのでヒントにしていただければと思います。今日もありがとうございました。

さらに、セルフモニタリングなどについて知りたい方は、脳磨きメルマガやポッドキャスト『3分脳磨き』をご活用ください。

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