脳を活性化させる「勇気づけ」

脳を活性化させる「勇気づけ」

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相手の良いところを「褒める」という言葉を一般的に使います。
もちろん、相手を褒めることは大変素晴らしいことです。

「脳磨き」では、「共同体思考」という横の関係を重視しています。これは、集合知性を発揮して、普通の知性の人たちのチームが天才知性を超えるパフォーマンスを産み出す時に非常に大事になってきます。

この「横の関係」を重視するために、脳磨きでは、「褒める」ではなく、「勇気づける」という言葉を使います。

「褒める」という言葉は、「上司が部下を褒める」ということはあっても、「部下が上司を褒める」とは一般には使いません。これは、「褒める」には、若干、上から目線という意味が含まれているからです。
一般の会話では、そのようなことを気にされることは少ないと思いますので、「褒める」も「勇気づける」も同じように使われておられると思います。「勇気づける」を「褒める」と区別して使うのは、「脳磨き」の専門用語みたいないものだと思っていただければ、結構です。


このようなことから、「勇気づける」という言葉は、失敗をしてしまった時に自分自身や仲間を励ます言葉ともなります。(失敗した相手に、「褒める」は使いませんよね)ですから、日々の仕事の原動力になる言葉掛けとして「勇気づけ」を使います。

;勇気づけは脳を活性化し、個人でもチームでも心を強くしていきます。

勇気づけ

もくじ

勇気づけとはなにか?

「勇気づけ」とはアドラー心理学の用語で、他者に対してその人を勇気づけるような言葉を掛けることをいいます。
「勇気づけ」というと、「頑張って」「期待しているよ」「すごくがんばったね」などの言葉を思い浮かべるかもしれませんが、例えば、「ありがとう」「あなたのおかげです」などの感謝の言葉も相手を勇気づけます。

勇気づけの第一歩は感謝の気持ちから

感謝の気持ちが脳の活性化に非常に大きな力を発揮しますが、感謝日記を継続するのが苦手な場合「勇気づけ」を意識すると良いです。例えば、公共トイレ施設などで働いてくださる方に「ありがとうございます」という言葉をかけることからスタートするとのもおすすめです(イチローは、そうしています)。

感謝することを習慣づけていくと、「感謝の脳回路」が鍛えられてきて、あらゆることに感謝ができるようになります。

勇気づけは、成し遂げる力にもなる

目標を達成するための過程で失敗したりした時に自分にかける「勇気づけ」の言葉も何かを成し遂げるために非常に有効です。携帯のボイスメモに、自分の声で自分を励ます言葉を吹き込んでおくと、ご自身にも大変力になると思います。

仲間がいることが脳の活性化を高める

脳というのは「他者」の存在から力を得ます。
気の合う仲間や家族などと楽しく過ごし、感謝の気持ちを伝えたり、勇気づけたり、お互いの夢を語り合うなどすると、元気になることがあります。それは脳がお互いのエネルギーを交換し合っていると考えられます。
相手の良いところに目を向けて、「勇気づけ」し合う、感謝し合うと、自然とエネルギーが湧いてきます。それが、感動し合えるような、大きなエネルギーになることもあります。
お互いの「存在」に感謝し合っている状態が、脳をパワフルに活性化してくれるのです。

一体感のある組織を作る「脳トレ研修」

脳トレ研修では、「勇気づけ」を活用することで、チームのメンバーの心が一つとなるような関わり、脳の使い方を身につけるトレーニングを行います。このトレーニングに再現性があるのは、脳科学的に確立されたメソッドを取り入れているからです。「脳トレ研修」をご覧ください。ありがとうございました。

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